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同時通訳者と会議通訳者と通訳士は何が違うのですか?

なんていう質問をよく聞かれます。
その度に、「私の理解では。。。。」
という前置きをしてから、ご説明をさせて頂いています。
この言葉については諸説があり、一概に、こうです!とは、なかなか言いにく
というのが実情なんです。

でも、そうですよね。違いは分かりにくいですよね。
同時通訳者という言い方はよく耳にしますけど、
会議通訳者とか、さらには通訳士なんていう言葉は、一般的にはあまり聞かない言葉だと思います。

で今日は、いつも私が「私の理解では。。。」という前置きをしてから説明している「通訳者の呼び方の定義」みないなものを皆さんにお話してみようと思います。
皆さんのご意見や、皆さんの理解なんかも、↓のコメントで教えて頂けたら
すごく嬉しいです。よろしくお願いします。


同時通訳者

って、なんか凄い響きですよね。
同時通訳をする人。同時通訳ができる人。
職業としての憧れ、ステイタス、そんなニュアンスを感じます。
通訳の手法には、同時通訳の他に、逐次通訳、というものもあるのですが、
逐次通訳者っていう言い方はあまり聞きません。
やはり、同時通訳者、というほうが、分かりやすいし、言葉を聞いて、

ああ、あの人達のことだ、

と、イメージが湧きやすい。
結果、言葉が一人歩きして、

同時通訳者

というと、通訳の手法(同時通訳とか逐次通訳とかウィスパリング通訳とか)は別にして、専門的な内容/重要な会議や大きな国際会議等で通訳をする人達のことを意味する、というのが、一般的な理解なのかもしれません。

※通訳業務の現場で、仕事としては実際は逐次通訳をするのに、
「同通さん(同時通訳者さんの略称)!」と呼ばれたりすることがいい例です。

会議通訳者

という言葉は、あまり聞かないですよね。
私も、この仕事をし始めてから、初めて聞きました。

会議通訳者という言葉は、会議の通訳を行う通訳者のことを指さしています。
会議というのは、企業の社内ミーティングから何千人もが参加する大きな国際会議までを意味し、会議通訳者は、その会議に必要な言語間のコミュニケーションの仲介役を、同時通訳はもちろん逐次通訳や必要に応じてウィスパリング通訳などを用いて果たします。

つまり会議通訳者は、同時通訳者であり逐次通訳者、ウィスパリング通訳者でもあります。
となると、通訳の手法はともかくとにかく会議の場で通訳をする人のことを言い表すのに使われがちな、

同時通訳者

という言い方は、実は、

会議通訳者

と言い改めたほうがいい、ということになります。
会議通訳者は、通訳のすべての手法をとることができる人達のことですから、言葉の上での矛盾のようなものもありません。

通訳士

という言い方もありますけど、これは会議通訳者と同じ意味で用いられます。
でも、○○士というのは、資格に基づいた職業のような響きがあり、
これは通訳業界の今後の課題だと思うのですが、資格試験の無い現時点では、

会議通訳者

のほうが適しているのではないかと思います。


同時通訳者と会議通訳者と通訳士

私の理解は、伝わりました?
で、皆さんは、どう思われますか?
コメントを頂けたら、嬉しいです!

マネージャ

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テーマ:通訳者翻訳者
ジャンル:学校・教育
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